「正負の数なんて1学期の最初にやったし、もう終わった話でしょ?」
そう思ってる人ほど、夏休みに一度立ち止まってほしいんだ。正負の数の計算、特に引き算(減法)の符号は、これから習う文字式・方程式・関数の全部の土台になる。ここがグラグラだと、2学期の方程式で必ず足を引っ張られる。
逆に言えば、今のうちに符号を完璧にしておけば、この先ずっとラクになる。福岡の中学は夏休み明けにいきなり文字式のテストが待ってることも多いからね。今日はその土台を固めるよ。
まずは実力チェック。この3問、パッと解ける?
考えてみて。ノートに書いてもいいよ。
- −4 − 3 = ?
- 3 − (−2) = ?
- −7 − (−4) = ?
答えは順番に −7、5、−3。全部合ってたら符号の基礎はバッチリ。1つでも迷ったり間違えたりしたら、この記事はキミのためのものだ。ここからつまずく3パターンを順番に潰していこう。
つまずきパターン①:「−4−3」を「−1」にしてしまう
一番多いのがこれ。マイナスの数からさらに引くのに、なぜか引き算しちゃうパターンだ。
−4 − 3 = −1
(4と3を引いて、なんとなくマイナスをつけた)
−4 − 3 = −4 + (−3) = −7
(引き算を足し算に直す)
なぜ間違うのか? 頭の中で「4と3」という数字だけを見て、符号を後から適当につけてしまうから。数直線でイメージするとハッキリする。−4の位置から、さらに3つ**左(マイナス方向)**に進むから、−7だよね。「引く」=「左に進む」と覚えておこう。
つまずきパターン②:「3−(−2)」で符号が変わるのを忘れる
「マイナスのマイナスはプラス」ってフレーズ、聞いたことあるよね。でもいつプラスになるのかがあいまいだとミスる。
3 − (−2) = 1
(3から2を引いてしまった)
3 − (−2) = 3 + 2 = 5
(引く数の符号を反転させる)
なぜ間違うのか? カッコの中のマイナスと、引き算のマイナス、2つのマイナスを頭の中で処理しようとして混乱するんだ。だから頭の中でやらない。必ず手で1段書く。
3 − (−2) = 3 + 2
とカッコを外した式を1行書く。「− と − が並んだら +」に直すだけ。これを書けば符号ミスは激減する。
つまずきパターン③:①と②が混ざると崩壊する
一番の山場がこれ。パターン①と②が1つの式に同時に出てくると、途端に手が止まる。
−7 − (−4) を解いてみよう。これはさっきの実力チェック3問目だ。
手順はこれだけ👇
−7 − (−4) = −7 + 4
ステップ2:符号を確認する
「マイナス7」と「プラス4」。符号が違う(+と−)ね。
ステップ3:符号が違うときは引いて、大きい方の符号をつける
7 − 4 = 3、大きいのは7(マイナス)だから → −3
ポイントは、難しい式ほど頭の中で暗算しないこと。「カッコを外す1段」を書くだけで、ミスは本当に減る。急がば回れだよ。
符号のルールまとめ(保存版)
② カッコの前がマイナスなら、中の符号を反転(−(−2)=+2)
③ 同じ符号どうし → 数を足してその符号
④ 違う符号どうし → 数を引いて大きい方の符号
⑤ 迷ったら数直線。マイナス方向は左、プラス方向は右
最後にもう1問。今日の総仕上げ
−5 − (−8) − 3 = ?
「カッコを外す1段」を書いてから解いてみて。
答え:−5 − (−8) − 3 = −5 + 8 − 3 = 3 − 3 = 0
できたかな?もし途中で符号がこんがらがったら、それは頭がちゃんと働いてる証拠。間違えたところをもう一度だけ解き直す、それが一番の勉強法だよ。覚えようとダラダラ眺めるより、すぐ解いて・間違えて・直す。このサイクルが最強なんだ。
正負の数は、中学数学の全ての土台。ここが固まっていれば、この先の方程式も関数もこわくない。逆に、ここがあいまいなまま2学期に進むと、どんなに頑張っても点が伸びにくくなる。だからこそ、時間のある夏休みに固め直す価値があるんだ。
ろっく家庭教師では、大野城市・春日市を中心に、福岡の中学生一人ひとりの「どこでつまずいているか」を見つけて、その子だけの手順に落とし込む指導をしているよ。「うちの子、符号のミスがなかなか直らなくて…」という保護者の方は、ぜひ一度気軽に相談してほしい。つまずきの正体さえわかれば、成績は必ず動き出すからね。
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